副作用で眠れなくなる

「睡眠薬を飲むと依存してどんどん量が増えたり、薬がないと眠れなくなったり、頭がおかしくなるんじゃないか」

「睡眠薬には危険な副作用があるんじゃないか」

こんな風に睡眠薬は危険なもので、飲んではいけないものだと思っていませんか?

 

実はこれ、 かなり古いタイプの睡眠薬についてはその通りなのですが、最近使われている睡眠薬にはこんなことはほとんどない んです。

死んでしまったり後遺症が残るような副作用が起きる確率は0.1%以下、次の日に眠気やだるさが残るといった比較的軽い副作用は5%以下で起きます。

依存性は確かに今の睡眠薬にもありますが、正しく使えば依存することはありません。

逆に不眠の状態によっては睡眠薬を使うべきなのに、使わない方がよっぽど危険なこともあります。

 

こちらで睡眠薬の副作用にはどんなものがあるか、本当に依存しないのか、市販のものと病院のものの違いやあなたが睡眠薬を使うべきなのかなどを詳しく見ていきましょう。

睡眠薬の副作用にはどんなものがある? 依存性は?

今睡眠薬は病院で処方してもらう以外にもドラッグストアや通販でドリエルのような睡眠改善薬を買うことができます。

市販の睡眠改善薬はすべて作用が同じで、副作用も同じ次の日に眠気を持ち越したり、口の渇きや目のかすみ、便秘、吐き気などが場合によって起こることがあります。

 

病院で使われている睡眠薬の方は、「ベンゾジアゼピン系」や「非ベンゾジアゼピン系」と呼ばれる睡眠薬です。

こちらの副作用は、翌日に眠気を持ち越したり、薬を飲んでから寝るまでの記憶がなくなる、起きてしばらく足元が少しふらつくといったことがあります。

 

死亡する副作用はありません。

後遺症が残ってしまうような副作用はごくまれな確率でありえますが、それはみなさんが普段飲んでいる解熱薬や風邪薬でも同じことなので、そこまで心配する必要はありません。

※副作用の確率についてはこのあとまた詳しく紹介します。

 

睡眠薬の依存性は残念ながら確かにありますが、一度使っただけでやめられなくなるような麻薬のような依存性はありません。

 1ヶ月ぐらいまでの短期間で使用するぶんには依存することはそうそうない です。

ちなみに、マイスリーやアモバン、ルネスタといった薬は睡眠薬のなかでも新しいもので特に依存しにくい薬です。

それから市販の睡眠薬の方が病院で処方される睡眠薬よりも効きにくくなりやすいです。

 

 

睡眠薬が「危険」の真実を知ろう

じゃあ睡眠薬が危険というのは全部嘘なのかと言われると、実は昔使われていた睡眠薬は危険だったというのが真実です。

 

今はまず使われることがない古い「バルビツール酸系」と言われる種類の睡眠薬は、たくさんの量を使いすぎると呼吸も止めてしまう危険性がありました。

なので、その薬を一気に大量に飲んで窒息死してしまうという悲しい事件も過去には起きました。

 

今市販で売られているドリエルなどの睡眠改善薬や病院で処方される睡眠薬は、大量に飲んでも薬の効果で窒息して死んでしまうこともありませんし、後遺症が残るといったことほぼありません。

もしご興味がありましたら、こちらの記事もご覧ください。

睡眠薬の歴史~副作用、依存性で死ねなくなるまでのお話とその後

 

 

吐き気、腹痛、肝臓障害・・・これは全部風邪薬の副作用

ここまで睡眠薬の副作用や依存性の危険度は少ないことを説明してきましたが、やっぱりまだ怖い、不安に思いますか?

睡眠薬には確かに副作用があります。

でもそれはどんな薬であっても実は同じことなんです。

そう思えば少し不安がやわらぎませんか?

 

みなさんが病院でもらったりドラッグストアで買う風邪薬にもまれですが危険な副作用はあるんです。

たとえば、「ベンザブロックプラス」という風邪薬の副作用は、吐き気、動悸、顔のほてり、重いものだと腎臓障害や肝臓障害があります。

でもみなさん風邪薬って普通に飲んでるし、こんな副作用気にしたことないと思います。

 

睡眠薬の場合も一緒なんです。

もしなにか体の不調が起きてもすぐにやめれば、後遺症が残るというようなことはまずないのです。

 

 

じゃあ「まれ」とか「ほぼない」低確率ってどれくらいなの?

薬の副作用で言う「まれに」、「ほとんどない」というのはだいたい0.1%以下の確率のことです(1,000人に1人も起こらない)。

 

「ときに」というときは0.1%~5%、「副作用がある」という場合は5%以上の確率で副作用が起こります。

 

睡眠薬にありがちな眠気やだるさを次の日も持ち越してしまう、足元のふらつき、一時的な物忘れの副作用は「ときに」→0.1%~5%ぐらいです。

もっと重い、危険な副作用の確率は「頻度不明」→確率を出せるほど症例がない、ということになります(「まれに」よりも低い確率です)。

 

 

睡眠薬は適切な量を、短期間で使えば何も怖くない 使う時は使おう

睡眠薬は適切な量を短期間(1ヶ月ぐらい)で使えば、どんどん量が増えたり、ないと眠れなくなるといったことはほとんどありません。

どうしても寝つきが悪いとき、ぐっすり眠れないときにはときには睡眠薬を飲んだ方が良い時もあります。

不眠はもちろん薬を使わずに対策するのが一番ですが、不眠の原因が職場・学校でのストレスや精神疾患などすぐには変えられないときもあるからです。

 

 不眠はそのままにしておくと昼間ぼーっとしてケガをしやすくなったり、もちろん仕事や授業などに集中できなくなりますし、精神状態が悪化したり、うつ病などの病気になるリスクも上がってしまいます 

だから不眠対策はとても大切で、どうしても寝つきが悪いとき、ぐっすり眠れないことが続くときは無理して睡眠不足を我慢するより、睡眠薬を使って眠ったほうがよっぽど健康のために良いんです。

 

 

私は睡眠薬を使うべき? 睡眠薬を使う不眠の目安は?

 まずは寝つきが悪かったり、ぐっすり眠れないことが1ヶ月以上続いて昼間ぼーっとしたり、それで疲れが抜けなくて憂うつになっていたり、仕事や学校に影響が出るくらい困っていたら危険なサイン です。

まずは病院に行きましょう。

専門は睡眠専門のところかメンタルクリニックなどが睡眠の問題に対応してくれて、専門医が睡眠薬が必要かどうかを判断してくれます。

 

 

睡眠薬を使わない不眠対策も一緒にしよう 簡単な不眠対策を紹介

できれば睡眠薬は少なければ少ないほど、もっといえば飲まないで済む方が良いですよね。

まずは睡眠薬を使う前にこちらで紹介する方法を試していただければ睡眠薬なしでも眠れるようになったり、睡眠薬の量が少なくてすみますのでぜひやってみてください。

睡眠の問題が解決できればぐっすり眠れて次の日に疲れを残さないで、シャキッとした毎日が送れますよ。

 

ストレスを科学的に効果がある方法で発散する

ストレスは危険な不眠の原因になりますし、病気になるリスクも上がりますのできちんと解消しましょう。

ストレスは、軽く運動したり、読書や音楽で効果的に発散できることが研究で分かりました。

他にもいろいろなストレス解消法があるので、ぜひこちらをご覧ください。

不眠の原因ストレスを科学的に効果がある6つの方法で解消しよう

 

寝る1~2時間前に入浴する

人はゆっくりと深部体温が下がってくると眠くなってきます。

入浴すると深部体温がじわじわ上がって、寝るころには段々と下がってきて寝付きが良くなります。

 

ただし、熱いお湯につかると逆に神経が興奮して寝つきが悪くなりますので、38~39℃のぬるま湯につかるようにしましょう。

 

寝る前にストレッチする

身体のこりは眠りの質を下げてしまいます。

お風呂から上がったあとに日頃こりやすい首や肩、手足をストレッチすると眠りにも良いですし、朝起きたときに疲れもよく取れますよ。

 

寝る1~2時間前からパソコンやスマホの画面から離れる、明かりを暗くする

人の体には自然な眠りを助けてくれるメラトニンという睡眠ホルモンがあります。

このメラトニンは光を浴びると抑えられてしまう性質があって、部屋の照明やパソコンやスマホの明かりは弱い光ではありますが、長時間浴びるとメラトニンの活動が低下する原因になってしまいます。

できれば寝る1~2時間前からパソコンやスマホからは離れて、部屋の明かりも弱くすると寝つきや熟睡感が良くなりますよ。

 

478呼吸法でリラックスする

寝る前にベッドの上でできる即効不眠対策のひとつに、478呼吸法というものがあります。
4秒息を吸って、7秒息を止めて、8秒息を吐く、これを3セットもやるとリラックスして眠りにつきやすくなります。

寝る前にいろいろ考えごとをしやすいときは効果的ですよ。

 

睡眠サプリを使う

実はサプリメントのなかには、睡眠をサポートしてくれるものがあります。

実感までには少し時間がかかりますが、その代わり 薬とは違って副作用も依存性もないですし、忙しい方でも毎日飲むだけで良いのでお手軽です。 

おすすめは実際に不眠だった妻が使ってみて良かったグッドナイト27000です。

使ってみた体験談も書きましたので、こちらもぜひ見てみてください。

不眠の妻がグッドナイト27000を使ったら眠れた体験談

 

 

まとめ

現在使われている睡眠薬には死亡の副作用はありませんし、後遺症が起きてしまうような重い副作用はほとんどありません。

翌日に眠気やだるさを持ち越したり、一時的に物忘れをしたり、足元がふらつくといった副作用はありますが、やめればすぐに治ります。

 

その副作用自体は普段飲んでるような風邪薬でも同じようにあるので、そこまで心配しないで大丈夫です。

どうしても寝つきが悪い、ぐっすり眠れない・・・睡眠不足で毎日の生活でぼーっとしたり、集中できなかったり困っているぐらいなら病院で診察してもらって、睡眠薬で眠った方がよっぽど体に良いです。

 

でも、できれば薬は飲まないにこしたことはないですし、少ないほど良いですよね。

こちらで紹介した睡眠薬を使わなくてもできる不眠対策をして、寝つきの悪さや熟睡できない睡眠の問題に対処しましょう。

毎日ぐっすり眠れれば、次の日に疲れを残さないでシャキッとした生活が取り戻せますよ。