バッチフラワーレメディ

毎日不眠に悩んでいて、どうしてもなんとかしたいとき、なんでも良いから頼りたくなることがあるかもしれません。

睡眠薬は使いたくないし、病院に行くのも怖かったり、なんとなく嫌だったり。

 

そんなとき民間療法に行き着くことがあると思います。

民間療法は、通常の医療ではありませんが古くから民間で効果が認められていたり、信じられている治療法です。

有名なものには風邪のときはネギを首に巻くとか、傷にツバをつけて治すなども大きなくくりで民間療法に当てはまります。

 

その民間療法のひとつに、バッチフラワーレメディという民間療法があります。

バッチフラワーレメディは、花のエッセンスを体に取り入れることでマイナスの感情を癒やして、体の不調を治すというものです。

バッチフラワーレメディのなかには、不安やいらいらを鎮めるなどして不眠に効果があるとされているものもあります。

 

こちらの記事では、バッチフラワーレメディとはなにか、効果は本当にあるのかなどを詳しく書いていきます。

最初に書いてしまいますが、私はバッチフラワーレメディには否定的です。

なぜなら効果に科学的根拠がないからです。

詳しく見ていきましょう。

 

 

バッチフラワーレメディとは

先ほども書いたとおりバッチフラワーレメディは、花のエッセンスを体に取り込むことで心や感情のバランスの乱れを治して体の不調を治す民間療法です。

 

1936年にイギリスの医師エドワード・バッチが提唱しました。

バッチは、感情のパターンを38種類に分類して、それぞれに対応する癒やしの花を発見し、それをバッチフラワーレメディとしました。

 

その花をガラスのボールに入れたミネラルウォーターの上に浮かべて太陽光を浴びせて作るもの、花・葉・枝をミネラルウォーターで煮出して作るものの2タイプがあります。

 

こうして作られた液体を母液といい、伝統的にはそこに保存料としてブランデーを加えています。

使い方は、その母液を水に数滴垂らしてその水を飲むだけです。あるいは、母液を直接舌下に垂らすだけです。

 

 

バッチフラワーレメディは効かない でも効く場合も。その理由は?

民間療法として伝えられてきただけに、効くと信じて、または実際に効果があるとして使っている人々は今でもいます。

しかし、その効果はプラシーボ効果以上のものはないという研究結果が出ています

そのためバッチフラワーレメディが感情の不安定などの症状を治療する効果があるかと言われれば、私はNOと答えます。

 

プラシーボ効果は、実際に薬ではないものを医者が薬だと言って患者が飲むと風邪が治るなど、人間の思い込みが持つ効果のことです。

思い込みの効果はあなどれません。

たとえば想像妊娠という現象があります。

実際には妊娠していないのに、思い込むことでつわりのような症状が起きることがあるのです。

 

薬などが世の中に出る前の研究では、比較対象として偽薬(プラシーボ薬)が使われます。

薬の効果が弱いとプラシーボ薬の方が治療効果が高い場合すらあります。

 

そのため「バッチフラワーレメディを使って効果がある」と使用者の方々言っているのは嘘ではありません、ただしバッチフラワーレメディそのものに治療効果があるわけではなくプラシーボ効果が出ているだけです(バッチフラワーレメディでなくても良い)。

 

また、ここからは私の推測になりますが、バッチフラワーレメディの母液の保存料として使われているブランデーが不安を一時的に抑えるので「効く」と信じられるようになったのかもしれません。

 

ご存知のとおり、アルコールには一時的に不安や恐怖をおさえたり、寝付きを良くする効果があるからです(ですが、睡眠には悪影響です)。

アルコールが睡眠に悪影響な理由

 

ただし、現在日本で入手可能なバッチフラワーレメディの母液は、保存料にブランデーの代わりに植物性のグリセリンという物質が使われています。

グリセリンはアルコールの一種ではありますが、いわゆるお酒とは違って酔っ払う作用がありません。

そのためアルコールによる効果は日本で買えるバッチフラワーレメディにはありません。

 

 

それでも使ってみたいときは 不眠に効くレスキューナイト

 

レスキューナイトは、不眠対策に特化したレメディです。

スターオブベツレヘムチェリープラムロックローズインパチェンスクレマチスホワイトチェストナットの6つのフラワーエッセンスが配合されていて、緊張や心配事、神経が興奮して眠れない時に良いとされています。

 

 

まとめ

バッチフラワーレメディは、イギリスの医学博士エドワード・バッチによって1936年に生み出された民間療法です。花のエッセンスを抽出して体に取り込むことで、負の感情を正常に戻し、負の感情から生まれる体調不良を治すというものです。

 

バッチは38種類の感情パターンに対応する38種類の花を発見し、バッチフラワーレメディを体系化しました。花びらをガラスのボールに入れたミネラルウォーターに浮かべて太陽光を浴びせたり、枝や葉と一緒に煮込むことで原液(母液)を作ります。

 

それに保存料としてブランデーやグリセリンなどを加えたものを飲料に数滴加えて飲むことで効果が発揮されるとしています。

 

しかし、これには科学的根拠がなく、研究の結果ではプラシーボ効果以上の効果はないということが分かっています。そのため私もバッチフラワーレメディの効果性については否定的です。

 

それでも一度試してみたいという方は、不眠の場合に勧められているレスキューレメディやレスキューナイトといった商品を選ぶのが良いでしょう。