花粉症で眠れない

花粉症やハウスダストアレルギーで目や鼻がかゆくてたまらない、鼻水が止まらない、鼻づまりが酷い、のどが痛いという症状が起きると夜眠れなくなってしまいますよね。

よく眠れないと疲れが取れなくて体調が悪化、よけいにアレルギー症状が悪化するという悪循環にもなってしまいます。

 

まずは即効で今のアレルギー症状を抑えるにはアレルギー物質を避けるためのマスクや花粉防止メガネ+アレルギーの薬(花粉症の薬はハウスダストアレルギーの症状にも効きます)を飲むことが必要です。

次にアレルギー体質を根本から改善するために腸内環境を整えたり、ストレスをしっかりと解消することが必要です。

 

こちらの記事で辛いアレルギー症状の即効対策+根本対策の方法とアレルギーが起きる原因などについて詳しく見ていきましょう。

目がかゆい、鼻がかゆい!寝れない! アレルギー症状で眠れないときの即効対策

今出ているアレルギー症状に即効でできる対策はアレルゲンを避けることと薬を使うことの2つです。

 

アレルゲンを避ける マスク、花粉防止メガネ、空気清浄機など

アレルゲンは、アレルギー症状を起こす原因物質のことです。

花粉症の方なら花粉、ハウスダストアレルギーの方ならダニの死骸やほこりです。

これを体のなかに入れないのがまずは一番の即効対策になります。

 

アレルギー症状を抑えるためにマスクを使っているかと思いますが、安くてたくさん入っているマスクを選んでいませんか?

しっかり対策するなら少し高くても質が良いマスク、鼻にしっかりフィットするものを選びましょう。

良いマスクを買ってもしっかりフィットしないと隙間からアレルゲンが入ってきてしまうからです。

 

そのほかに目にアレルゲンが入ってくるのを防ぐため、花粉防止用の眼鏡をかけるのも有効です(ハウスダストアレルギーにも効果的です)。

 

花粉症の方は、花粉の季節には家の窓をなるべく閉めて、外から帰ってくるときに服を外で軽く払って家の中に入れないようにして、手洗いうがいは必ずしましょう

 

ハウスダストアレルギーの方は、やっぱり掃除をこまめにするのが大切です。

ダニはじめじめした環境で繁殖しやすいので、除湿機などを使って湿度を50%以下に保つと症状が抑えられます

 

花粉症、ハウスダストのどちらの場合も室内に空気清浄機はあった方が良いです。

最近の空気清浄機は性能が高くなっているので、安めのものでもあるとないのとでは大違いです。

ちょっと高い買い物ですが、毎日のようにアレルギー症状で辛い思いをするくらいなら、空気清浄機で快適な毎日が送れるほうが良いですよね。

 

アレルギー症状を抑える薬を飲む(花粉症の薬)

やはりアレルギー症状を即効で抑えるには薬を飲むことも必要です。

今は市販でも病院でもらえるのと同じ成分の薬が売っていますので、手軽に手に入れることができます。

 

アレグラアレジオンが有名です。

どちらも花粉症、ハウスダストアレルギーの両方に効果があります。

副作用で少し眠くなる可能性があるので、注意してください。

 

 

ちなみにこの2つだとアレジオンの方がアレルギー症状を抑える効果が強いです(その代わり副作用も強い)。

2つの薬を同時に使うことはできませんので、アレジオンでもアレルギー症状がおさまらなければ、病院でもっと強めの薬をもらいましょう。

 

 

アレルギーで寝れない夜から解放 アレルギー体質を改善する根本対策

腸内環境を改善する

腸内環境が改善されると、アレルギー症状が弱くなることが研究で明らかになっています。

腸内環境の改善といえばヨーグルトや納豆が有名ですが、特にL-92という乳酸菌は腸内環境を整えてくれるうえ、花粉症やアレルギー性鼻炎に有効だということが分かりました。

カルピスの乳酸菌飲料L-92で補充ができるので、ぜひしばらく試してみてください。

 

ストレスをしっかり解消する

ストレスを長期間受け続けると、免疫力が下がってアレルギー症状を悪化させてしまいます。

普段からストレスを溜め込みすぎないようにして、しっかりと発散しましょう。

ストレス解消には、運動したり、好きな本や音楽に集中したり、感情的に涙を流すこと(涙活とか言われたりします)が科学的に効果があることが分かっています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

万病の元ストレスを解消する6つの方法

 

最終手段:減感作療法でアレルギー体質を改善

アレルギー体質を改善する最終手段として病院で行われる減感作療法という治療法があります。

これは簡単にいうと体をアレルゲンに慣れさせる方法です。

 

病院でアレルギー反応を起こさないぐらい濃度が低いアレルゲンを注射や薬で体に取り込ませます。

そして少しずつ濃度を上げていくとそのうちアレルギー反応が起きなくなるように体質が変わるのです。

 

80%以上の人に有効だといわれていますが、逆にいうと20%の人には効果がありません。

それからかなり慎重な治療が必要で、少なくとも3年以上かかってしまいます(効果が出始めるのは1年程度かかると言われています)。

 

まれではありますが重篤なショック症状が起きてしまうなどの可能性があるので、この治療を選択するときは専門の医師とじっくり相談したうえで決めましょう。

 

 

 

【参考】アレルギーってそもそもなに? どうして起こるの?

ここまではアレルギー症状を即効で対策する方法と体質を改善してアレルギー症状が起きにくい体にするための方法を紹介してきましたが、参考までにアレルギー反応ってそもそもなんなのか? どんなメカニズムで起こるのかということも紹介します。

 

アレルギーってそもそもなに?

アレルギー症状は、外から体に入ってくるアレルゲンといわれる物質に対して免疫が過剰反応してしまうことで起きます。

アレルゲンは花粉症の方なら花粉、ハウスダストアレルギーの方ならほこりやダニの死骸などです。

 

体の免疫は普段、風邪のウイルスや細菌などが体に入ってきたときにやっつけてくれて、体を守ってくれています。

ウイルスなどを体の外に出すために咳を出したり、鼻水やくしゃみなどを出します。

これが過剰に起きるのがアレルギー反応なのです。

 

 

ちなみに花粉症のアレルゲンは、有名なものでスギがありますがその他にもイネ、ヒノキ、ヨモギなど実はいろいろな植物があります。

そのため花粉症といえば春に酷くなるものだと思いきや植物の種類が多いので、人によっては一年中花粉症が出るおそれがあります。

 

参考までに花粉症のカレンダーも載せておきます。

色が赤っぽいほどその時期にたくさん花粉が舞っています。

 

花粉症カレンダー

引用元:花粉カレンダー|花粉症ナビ

 

 

アレルギー症状が起きる流れ 体のなかでなにが起きている?

それではアレルゲンが体に入ってきてどのように人の身体でアレルギー反応が起きるのでしょうか。

花粉やハウスダストなどのアレルゲンが身体に入ると、IgE抗体と呼ばれるタンパク質がアレルゲンにくっついて、次にアレルゲン+IgE抗体がマスト細胞と呼ばれる細胞の表面にくっつきます。

この状態でさらにアレルゲンが身体に入ってきてIgE抗体と反応するとヒスタミンなどのホルモンが放出されます。

 

このヒスタミンが、アレルギー症状を実際に起こしている物質です。

鼻水、くしゃみ、のどの炎症、目のかゆみなどはこのヒスタミンの作用によって起きています。

実はこのヒスタミンには目を覚ます作用もあって、アレルギー反応が起こると症状で辛いだけでなく、ヒスタミン自体の覚醒作用で不眠が悪化してしまいます。

 

アレルギーや花粉症の薬は、このヒスタミンをブロックする作用があるので副作用として眠気が起きるのです(最近の新しい薬は副作用として眠気が起きにくいよう改良されています)。

 

 

まとめ

目や鼻がかゆい、のどが痛い、辛いアレルギー症状で眠れないときは、まずは良いマスクや花粉防止用のメガネ、空気清浄機などを使って体のなかにアレルギー物質が入るのを防ぎましょう。

そのうえでアレグラやアレジオンなどのアレルギーの薬を使えば、アレルギー症状を抑えることができます。

 

次に、アレルギー体質そのものを根本から改善するためには腸内環境の改善とストレスの解消が大切です。

腸内環境が悪かったり、強いストレスが続くと免疫が弱くなってしまい、アレルギー症状が悪化します。

 

ここまでの対策を全部やっても効果がいまいちなときは、専門の病院に行って減感作療法などの専門治療を検討してみてください。